FTA -arcana book- 杖の1 ハーラルト

杖の1　ハーラルト

C：空想少年
B：大志を抱く少年
A：魔法研究院新入生
S：魔法少年
SS：魔法使い
S3：大魔法使い
S4：奇跡の大魔法使い
S5：救世主となる者
S6：叛逆者

: 《空想少年》エルフの少年ハーラルトは、見た目は子供だがすでに120年の時を生きている。それでも、寿命の長いエルフの中では、成人にも満たない。
: 《大志を抱く少年》「ここブリアーは、自然が豊かで平和な国だけど敵国の襲来に耐えられない。だから、ボクが強い魔法使いになって、この国を守るんだ！」
: 《魔法研究院新入生》苦難の末に魔法研究院に入学したハーラルトだが、猛烈な燃え尽き症候群に襲われた。救ったのは、二人の幼馴染、ブランシェとメルティだった。
: 《魔法少年》次第に魔法の才能を開花させたハーラルトは、千年続く魔法研究院の過去の学院生たちが残した偉大な記録を、次々に塗り替えていった。
: 《魔法使い》いつしかハーラルトは一人前の魔法使いに成長し少年時代の夢を叶えた。だが、この頃から彼は無口になり、表情からは笑顔が消えていった。
: 《大魔法使い》今では、ブリアーに彼の名を知らぬ者はいない。だが、彼はこれから先に起こる出来事を憂いて、毎日、空ばかりを見つめるようになっていた。
: 《奇跡の大魔法使い》魔法使いの道を極めたハーラルトは、ある日突然セフィロト全体に破滅が迫りつつあると知った。それはもはや逃れようのない非情な運命だった。
: 《救世主となる者》ハーラルトとブランシェは王宮の門をくぐった。彼らの胸の内には、魔女王の意志を変えることで運命の歯車を逆に回す、決意の炎が灯っていた。
: 《叛逆者》究極魔法のエネルギーは、ハーラルトの心の炎を肉体ごと消し去ろうとした。意識が溶けゆく寸前、彼を呼び覚ましたのは二人の親友の叫びだった。
: 《バレンタイン》「ボクからチョコをもらったって、あの二人には内緒にしてね？　絶対からかわれるからさ！　ハーラルト」
: 《卒業》「卒業おめでとう！　学園で教わったこと、ボクといっしょに過ごした日々…いつまでも忘れないでね」