ある予言者の手記
学園の日々をぼんやり過ごした、とある落ちこぼれ予言者の遺したノート。グリモアやストーリーのあの部分を読み返したいけど何章に何が書いてあるんだっけ…??と毎回忘れるためメモしたようだ。いつの日か、グリモアの鍵を失くしてしまった誰かのお役に立てばと願っている。
※章タイトルではふんわりと、『あらすじを表示』ではがっつりとネタバレをしていますのでご注意ください。
杖の異界ブリアー
杖の1 ハーラルト『名もなき英雄の物語』
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- 1ハーラルトの父アルフィン
- ブリアーの王都グリンガルを守護する魔導兵団の最弱兵士アルフィンは、アツィルト軍の奇襲に出くわす。のちに太陽王と呼ばれる若きジークフレオンに恐れをなすことなく立ち向かい、あっけなく殺された。
- 2アルフィンの葬儀と田舎への引っ越し
- ハーラルトの心は無駄死にした父への呆れと怒りで満たされていた。生前、父は毎日英雄となるための教えを説いていたが、息子が尊敬の念を抱くことはなかった。ハーラルトは母エリシアと共に祖父母の家がある田舎村ファルマへ引っ越し、メルティ、ブランシェと出会う。
- 3氷龍との初めての対決
- メルティから古代龍の話を聞いたハーラルトはすぐに家を飛び出した。氷の洞窟の封印を解いた彼は氷龍アイゼンツェルクに契約を持ちかけるが、一撃で弾き飛ばされてしまう。
- 4氷龍からの逃走とリンドヴルムとの出会い
- 助けに来たメルティとブランシェと共に洞窟を無事脱出したハーラルトの前に、ブリアーの大英雄、魔導将軍リンドヴルムが現れる。リンドヴルムは少年の軽率な行いに怒りを表すが、俺の封印を解いたことは見どころがあると認め「魔法研究院には来るなよ」と微笑む。
- 5魔法研究院への入学と挫折
- 倍率1000倍というお受験戦争を勝ち残った3人は晴れて魔法研究院に入学する。しかし非凡な秀才たちに囲まれすっかり自信をなくしたハーラルトは故郷に向かう馬車を待つ。そんな彼を引き止めたのはメルティの書いた『名もなき英雄の物語』という本だった。
- 6氷龍との契約
- ある日、星天の賢者スルバデートが氷龍と契約を交わすため、リンドヴルムと共にファルマの森へ向かった。洞窟には満身創痍のハーラルトが座っており、その手の平には氷龍との契約の証である青い鱗が乗っていた。
- 7ハーラルトの悪夢のはじまり
- 古代龍との契約により一流の魔法使いとなったハーラルトだが、この頃から彼は悪夢に悩まされるようになる。毎晩毎晩、何かの決意を胸に王宮へと向かい、そして必ず殺される夢を見るのだった。
- 8氷龍の見せる未来
- 氷龍アイゼンツェルクに夢の意味を問いただすと、龍はハーラルトが死に続けた夢の先に迎える未来…崩壊したブリアーの姿を見せる。
- 9理想郷カナンとハーラルトの決意
- 未来のエルフ達はミオソティスの究極魔法アールカにより理想郷カナンへ移り住んでいたが、彼らは魂の宿らぬ抜け殻となっていた。これが正しい未来と言えるのか。アイゼンツェルクの問いに対して、ハーラルトは未来を変えることを決意する。
- 10夢の中の戦い-37夜目
- 究極魔法発動日まであと100日。毎夜夢の中でハーラルトは足掻き、死に続ける。25夜目、魔法研究院生と共に革命組織を作り上げる。37夜目、とうとう神殿の前まで辿り着く。しかし門番として現れたリンドヴルムは圧倒的な実力差でハーラルトを焼き殺した。
- 11夢の中の戦い-100夜目
- それから毎晩毎晩、リンドヴルムに殺され続け、とうとう100夜目を迎える。変わらず炎に包まれ死にゆくハーラルトに向かって、リンドヴルムは「お前には恐れがある」と告げた。
- 12決戦当日
- メルティとブランシェに夢の話を打ち明けたハーラルトは、一緒に戦ってほしいと告げる。メルティはそんな彼にかつて見せた一冊の本…最後まで書ききったという『名もなき英雄の物語』のグリモアを手渡した。
- 13リンドヴルム戦
- リンドヴルムとの戦いの中でハーラルトの心に臆病風が吹き抜けた時、父の声が聞こえてきた。『英雄への道、その1――自分よりも強い相手に立ち向かう時は、決して目を閉じてはならない!』
- 14英雄アルフィン
- 戦杖を折られたリンドヴルムはハーラルトの父アルフィンの最期を語った。あの日ジークフレオンにさえ怯まず立ち向かったアルフィンの勇敢さは多くの魔導兵を勇気づけた。彼は紛れもないブリアーの英雄だったと。
- 15神殿内の戦い
- 神殿内部へと辿り着いたハーラルトは魔女王ミオソティスと対峙する。しかし究極魔法の詠唱は完了し、光が膨らんでいく。ハーラルトは迷わず光の核へ飛び込んだ。
- 16究極魔法内部
- 究極魔法が発動する前に内側から破壊する。これまでの戦いで魔力を使い果たしていた彼を助けるため、飛び込んできたのはメルティとブランシェだった。3人の体は強大な魔力の渦の前に溶け切り、魂が一つになる。3人の強い願いのもとに究極魔法の核は破壊され、消滅した。神殿に戻ると究極魔法の光も、女王の姿もなかった。ブリアーは異界一勇敢な大英雄と共に、新たな歴史を歩み始める。
聖杯の異界イェツィラー
聖杯の1 エール『標本箱の天使』
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- 1エールの死
- 聖杯の異界イェツィラーの夜の森で、妖精の少年エールは死を迎えた。村が翼人の襲撃に遭い、隣村の助けを呼びに行く途中で追っ手に殺されたのだった。
- 2母の言葉〜神様の思し召し
- 森に囲まれた田舎村オルドーで生まれたエールは、両親に似て穏やかで優しい性格の少年だ。敬虔な母はいつも「この世に起こる出来事はすべて、神様の思し召し」と語っていた。惨劇の夜が明け…エールはなぜか、傷跡ひとつない状態で目を覚ました。両親の無事をひたすらに願い村に戻るが、祈りは天に届かなかった。
- 3アネモス修道院
- 修道院に引き取られたエールだが、心は絶望に染まり生きる希望を失っていた。固く閉じた彼の心を開いたのは、明るくおてんばな少女、プリムリリーだった。
- 4奇跡の少女プリムリリー
- 軍を鼓舞する聖歌隊として戦地に向かった12人の少女達が、無残な亡骸となって帰還した。プリムリリーが光るその手を亡骸へかざすと、唯一毒が回り切っていなかったラーナは息を吹き返したのだった。その様子を目の当たりにして、エールは自らの身に起きた奇跡の正体を知る。プリムリリーは“ランの末裔”であると見出され、その日のうちに王都へと連れて行かれた。
- 5ポッチェリカとの出会い
- ある日、森でひどく衰弱した獣人の少女を見つけたエールは、神への祈りを捧げながら少女の手を取った。その手は突如光に包まれ、少女の傷を消し去った。獣人の少女ポッチェリカはその日からアネモス修道院で暮らすことになる。
- 6奇跡の人エール
- エールの癒しの力の噂はたちまち広まり、多くの人々が連日押しかけるようになった。エールは戸惑ったが、修道院への寄進により子供たちが貧困から救われたことで、この能力を使い続けることを決意する。
- 7最大の理解者ポッチェリカ
- ある夫婦が差し出したのは既に息絶えた赤子だった。エールはプリムリリーのように死者を蘇らせることはできない。苦しむエールを救ったのは、ポッチェリカの心からの言葉だった。
- 8壊れていく心〜野生の子鹿ルディ
- 修道院に居着いた野生の子鹿が野犬に襲われ死んだ。しかしエールは何も感じなかった。能力を使い続けた代償として、彼は怒りと悲しみの感情を失っていた。エールはみんなを大切にする心まで失うのではと恐れを抱いたが、それもすぐに感じなくなった。
- 9少年ユーグ
- 生まれつき毒の呪いに侵された少年ユーグが修道院を訪れる。自分の命をギイ大聖堂のご神像様に与えてほしいという願いをエールは聞き届けた。ご神像はただの木像ではなく、昔はエールと同じ、一人の優しい妖精だったのだと言う。エールはこれが自分の未来の姿だと気付いてしまう。翌朝目を覚ますと、彼は視力を失っていた。
- 10死の宣告〜森へ
- エールを救う方法を探すため飛び出したポッチェリカが帰還した。自らの運命を受け入れていたエールだが、生きて欲しいと泣きじゃくるポッチェリカを見て心に変化が生じる。キミと、生きたい──言葉にしようとした瞬間、彼は言葉を失った。翌日、二人は修道院から姿を消した。
- 11山小屋での暮らし
- 森へ移り住んで三ヶ月、能力を使わないでいても症状は悪化した。表情が消え、手足が動かなくなり、エールは確実に死に近付いて行く。ある夜、ポッチェリカの気配がないことに気付いたエールが森へ入ると、か細い呼吸を繰り返す瀕死のポッチェリカが茂みにうずくまっていた。
- 12ポッチェリカの死
- エールが癒しの能力を使おうとしたその時、ポッチェリカは絶命した。何度奇跡の力を注ぎ込もうと動くことはない。エールの心に激しい感情が渦巻き、頬に一筋の涙が流れた。視力、声、失われた感情のすべてが蘇る。神への怒りを彼が叫ぶと、光に包まれた少女…“女神”が現れた。天使として生まれ変わり新たな女神に仕える、その使命を拒んだエールに、女神は『あなたの願いを、一つだけ叶えましょう』と伝えた。
- 13死後の世界〜光のパイプオルガン
- 女神の力で精神の世界に飛ばされたエールは、ポッチェリカの魂のもとへ向かう。一緒に修道院へ帰ろう、そう伝えると彼女の手を引き西の空へと飛び立った。朝日が分厚い雲の隙間から地上へと差し込み、光のパイプオルガンを作り出す。二人は旅の終着点、荒野に佇むプリムリリーの元へ辿り着いた。
- 14死後の世界〜優しい嘘
- プリムリリーが手をかざすと、ポッチェリカの身体は次第に現実世界の重さを取り戻し地面へと降りて行く。しかし、エールには何も変化がないのだった。一緒に帰ると約束したのにとなじるポッチェリカに、エールは心からの嬉しそうな笑顔を見せた。神様の思し召しではなく、これはボクが決めたこと。そう言うと彼の魂は浮かび上がり、光に呑み込まれ消えていった。
聖杯の2 ポッチェリカ『わんこの空に月は廻る』
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あらすじ準備中
- 1故郷の暮らしとカーチャマとの別れ
- 2空賊船エーデル・マリア
- 3イェツィラーの森〜エールとの出会い
- 4エールのロザリオ
- 5野生の子鹿ルディ
- 6エールの変化〜イルザの告白
- 7王都の少年
- 8プリムリリーとキルステン
- 9プリムリリーの憂慮
- 10修道院への帰還〜森へ
- 11山小屋での暮らし
- 12女神の懲罰
- 13ポッチェリカの死
- 14死後の世界〜エールの迎え
- 15死後の世界〜エールとの別れ
- 16アネモス修道院の新院長
剣の異界アツィルト
剣の1 ソール『夜の太陽と昼の月』
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あらすじ準備中
- 1剣の異界アツィルト
- 2両親の病気と名前の由来
- 3一振りの短剣
- 4剣への情熱
- 5アイセにいと騎士団
- 6アツィルト王子誘拐
- 7スラムと王軍
- 8リューン王子の演説
- 9騎士団へ
- 10リューンとの邂逅
- 11王子親衛隊への抜擢
- 12サリムの兇行
- 13アツィルト王家運命の夜
剣の2 リリエ『桜の花のトロイメライ』
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あらすじ準備中
- 1カゴの鳥
- 2流行り病と兄妹
- 3兄の心変わり
- 4不良アイセ
- 5リリエの暗い記憶
- 6傷ついた小鳥
- 7リリエの運命の日〜路地裏
- 8リリエの運命の日〜葦毛のゼルマ
- 9リリエの目覚め
- 10騎士団へ
- 11永遠の氷〜クレン・アイセ奪還作戦
- 12アイセを蝕む呪い
- 13リリエの献身
- 14ブリアー戦線〜クレン
- 15喪失〜未来への希望
硬貨の異界アッシャー
硬貨の1 フーコ『枷人たちの詩を、空へ』
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あらすじを表示
- 1空賊船エーデル・マリアにて
- 奴隷商人である空賊に捕らわれたフーコは目の前で父親を殺され、自身も命を落としかけるが空賊のミルシュカに助けられる。
- 2故郷での暮らし
- バグラーの平和な農村ルナンで生まれ育ったフーコは、臆病な性格のせいか友達が一人もいなかった。父に勧められ村の祭で得意の歌を唄うことになったが、祭の日を迎える前に村は空賊に襲われた。
- 3アツィルトの大農場
- 奴隷としてアツィルトの農場に売られたフーコは農場主の“お気に入り”となり、陰惨な日々を送る。
- 4空賊の襲撃とアッシャーへの乗船
- 農場を空賊の船が襲う。奴隷たちを助けたのは大帆船アッシャーだった。フーコはアマルバドルに導かれアッシャーに乗船する。
- 5猫娘4人組の出会い
- アッシャーの孤児院でフーコはエリーゼ、マイと出会い、空賊から足を洗ったミルシュカとも再会する。フーコは初めて友達ができた。
- 6『バス★テット』結成秘話
- エリーゼからアイドル結成を持ちかけられるがフーコは思い悩む。彼女の背中を押したのはこの日アッシャーを去るミルシュカの言葉だった。
- 7『バス★テット』デビュー
- 『バス★テット』は「時代の暗闇ニャニャッとはらい! 咲かせてみせましょ恋の花ッ!!」という決め台詞と“おキャットポーズ”で異界を席巻する。
- 8アイドル戦線・百花繚乱〜ボーカルバトル
- トップアイドルを決める戦いを勝ち残り、伝説の二人組『バニー∞ムーン』との最終対決を迎えたバス★テット。最後の勝負はボーカル対決。
- 9天つ声のミア〜アイドルの頂点へ
- プレッシャーに押し潰されそうになる舞台裏のフーコの前に、『バニー∞ムーン』の天つ声のミアが現れる。彼女と話すうちにフーコは自分が唄う意味を再認識し、過去最高の歌声を披露した。
- 10『バス★テット』解散
- 名実共にトップアイドルとなった『バス★テット』の大型野外ライブ中、アツィルトのテロリストが急襲する。負傷したマイをかばうフーコの命を再び助けたのはミルシュカだった。マイの怪我は重くバス★テットは解散。フーコはひとり、苦しむ奴隷のためにできることを探すとアマルバドルに宣言した。
- 11フーコの戦い
- フーコは奴隷が存在する世界に意義を唱えるため、自らの過去を暴露し、アツィルトの奴隷農場を巡り歌を唄う。
- 12奴隷の少年シモン
- 『バニー∞ムーン』の協力、アツィルト王子リューンの賛同を得て、活動は少しずつ実を結んで行く。しかし、ある日のこと、フーコが懇意にしている少年奴隷シモンの元を訪れると、彼は丘の上の大樹に変わり果てた姿で吊るされていた。
- 13打ちのめされる心
- シモンを殺したのはフーコを目障りに思っていた農場主マイヤーだった。シモンの父エルマンがフーコに憎悪の言葉を投げかける。自分を取り囲む奴隷たちの目を見て、フーコの心は打ちのめされた。
- 14奴隷たちの蜂起
- 歌は人の心を繋ぐ、私は唄うことをやめない。フーコの叫びに呼応するように奴隷たちが一斉に蜂起する。フーコさん、唄ってくれ。奴隷たちが叫ぶ。フーコは大きく息を吸い込んだ。
- 14枷人たちの詩を、空へ
- 農場に奴隷たちの歌が響く。奴隷たちによって制圧された農場に大帆船アッシャーが現れた。エリーゼとマイの二人と再会を果たしたフーコは、獣人たちに向かってかつて自らを導いたアマルバドルの言葉を叫んだ。『あなたたちを縛る鎖は、今日断ち切られました! これから進む道は、自分自身で決めるのです! もしも迷った人は、私たちと……、アッシャーと一緒に行きましょう!』
硬貨の2 マイ『蒼きローズの花言葉を』
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あらすじ準備中
- 1幸せな少女時代
- 2家族との別れ
- 3アッシャー乗船とエリーゼとの出会い
- 4エリーゼとの喧嘩〜甲板
- 5エリーゼとの和解〜アイドルの道へ
- 6『バス★テット』デビューとアメリィのレッスン
- 7アイドル戦線・百花繚乱〜ダンスバトル
- 8アイドルの頂点へ
- 9『バス★テット』解散
- 10両親を探して〜アメリィとの再会
- 11ベロニカⅣ
- 12『テレプシコーラ』〜国家栄誉ダンサーへ
- 13燃え尽き症候群
- 14機械技師ベロニカ
- 15『バス★テット』初ステージ〜ベロニカⅣとの決別
硬貨の3 エリーゼ『テイク・オーバー・ゾーン』
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あらすじ準備中
- 1オーディション
- 2挫折とプロデューサー転身
- 3ミルシュカの激励
- 4『バス★テット』デビュー〜コール&レスポンス
- 5アイドル戦線・百花繚乱〜トークバトル
- 6マイの激励〜アイドルの頂点へ
- 7『バス★テット』解散
- 8エリーゼの過去〜妹の死
- 9エリーゼの過去〜ニーナ
- 10エリーゼの過去〜光の世界・ニーナの旅立ち
- 11空っぽのニーナ
- 12エリーゼの日記
- 13ノーブル先生〜エリーゼの夢
- 14光の世界〜ニーナの決意
- 15『バス★テット』復活ライブ