剣の7 ブリギッテ

C:渡り鳥

B:孤児院のシスター

A:怒りに燃える尼

S:女傭兵

SS:騎士団最強の傭兵

S3:戦場に咲く赤い花

S4:薔薇の献花

S5:無口な薔薇

S6:血染めの花束
- 《渡り鳥》バランチカのブリギッテは、アツィルト城下町で小さな孤児院を営むシスターだ。ここに来る前は旅をしていたが、昔のことはほとんど話さない。
- 《孤児院のシスター》「人生には色々なことがあるけど、ひとつひとつ乗り越えていけば笑える日だってあるものよ。私は子供たちの顔を見られれば、毎日幸せよ」
- 《怒りに燃える尼》ある日、ブリギッテの孤児院は戦火に巻き込まれ焼失した。彼女は、焼け焦げた子供たちの小さな躯を腕に抱き、何も言わず怒りの炎に包まれた。
- 《女傭兵》修道服を脱ぎ捨て、ブリギッテは傭兵となった。戦場での活躍ぶりは男をもはるかに凌ぐもので、たちまち王立騎士団から声が掛かるほどだった。
- 《騎士団最強の傭兵》傭兵として王立騎士団に雇われたブリギッテは、敵国の兵士と見れば、容赦なく惨殺していった。彼女には子供を殺す者を許さない理由があった。
- 《戦場に咲く赤い花》ブリギッテには、自分の子供を戦火により失った過去がある。心の砕け散った彼女は、旅するうち我が子の魂の救済のため、尼になったのだった。
- 《薔薇の献花》聖杯の異界より石兵が攻め入ったと連絡を受け、ブリギッテは街へ飛んだ。「殺した生徒を返せ」石兵を操る少女の言葉で、彼女は全てを悟った。
- 《無口な薔薇》目の前にいる少女は、同じ痛みを味わったのだ。ブリギッテは、暴走する少女を抱きしめていた。そして、自ら選んだ復讐の運命を心から嘆いた。
- 《血染めの花束》復讐の道に身を投じることで、新たな戦いが起き新たな犠牲者が出る。無論、子供達も含まれる。連鎖を断たなければならないと、彼女は知った。
- 《バレンタイン》「ブリギッテよ。今朝リリエたちに頼まれてお菓子作りを教えたの。これは君の分、味わって食べて?」
- 《卒業》「私の人生の節目にはいつも悲しい別れがある…けど、今回は違う。前に進む君を笑って送りだすわ」
人間関係や繋がり
- 杖の異界ブリアー/エルフ
- 聖杯の異界イェツィラー/妖精・竜
- 剣の異界アツィルト/バランチカ
- 硬貨の異界アッシャー/獣人
- その他・アルカナ以外