剣の4 クレン

C:鳴かない鳥

B:無口な青年

A:寡黙剣士

S:冷徹剣士

SS:青の剣士

S3:氷の剣士

S4:群青の虜囚

S5:覚醒せし青の剣士

S6:蒼穹の影
- 《鳴かない鳥》バランチカのクレンは、貴族生まれの物静かな青年だ。父と母によく従い妹にも優しい彼だが、仲のいい幼馴染は、地域で一番の悪ガキだった。
- 《無口な青年》「……幼なかった頃、病弱だった僕は毎日窓から外を見ていた。そんな僕にとって……、自由に跳ね回る少年、アイセはヒーローだったんだ」
- 《寡黙剣士》スラムで悪の道に落ちかけたアイセの肩を掴み、クレンは全身を震わせて泣いた。その姿を見て、アイセはクレンと共に剣士になることを誓った。
- 《冷徹剣士》共に王立騎士団に入り、先に頭角を現したのは、アイセよりもクレンだった。青年になった彼は、自分でも気づかぬうちに才能を開花させていた。
- 《青の剣士》青の剣士の異名を得たクレンは、盟友のアイセと杖の異界侵攻の小隊長に任命された。功を焦った二人は、退路を断たれ敵に捕縛されてしまった。
- 《氷の剣士》捕らわれたクレンは、杖の異界ブリアーの北方にそびえる永遠の氷の中に、その身を閉ざされた。彼の命運はここに尽きたと、誰もがそう思った。
- 《群青の虜囚》アイセを助けたいと願う気持ちが、クレンに力を与えた。クレンは氷の檻を破壊すると、アイセを救出隊に託し、自らは魔女王の手中へと堕ちた。
- 《覚醒せし青の剣士》心を操られたクレンは夢を見た。リリエと親友が家族となり、幸福に暮らす夢。それが叶うならば自分の人生にも意味はあったと静かに微笑んだ。
- 《蒼穹の影》一生に一度だけ誰かのヒーローになりたかった。親友のように力強く、誰かを守り導く男に……。地に堕ちていく青い鳥は、最期に笑い、散った。
- 《バレンタイン》「妹が、世話になった人に渡せってチョコを預けてきたんだ。これはどうか君に貰ってほしい。クレン」
- 《卒業》「アイセに救われ、君に出会い……あんなに嫌だったこの生が、今は何よりも愛しいよ。ありがとう」
人間関係や繋がり
- 杖の異界ブリアー/エルフ
- 聖杯の異界イェツィラー/妖精・竜
- 剣の異界アツィルト/バランチカ
- 硬貨の異界アッシャー/獣人
- その他・アルカナ以外